このまま記憶に埋もれさせてしまうのはもったいないと思ったので。
ええと、先日、木曜日。七月一日のことですが。
コンサートのお手伝いに行かせてもらいました。
コンサートといっても小さなもので、スタッフの多くがお手伝いのボランティアさん。もちろん私もその中の一人。美術館の小さな空間に、パイプ椅子を100脚すこし並べただけの、こじんまりとしたものでした。
出演者さんは、瀬木さんという笛吹きさんと、榊原さんというピアノ弾きさん。万人受けするかどうかはコンサートの規模から分かっていただけそうですが、楽しめました。
ただちょっと笑えたのが、コンサートのスタッフを取り仕切ってる方のぐだぐだ感。いや笑い事じゃねえよそれって感じですよね。私も「あれw」と思いました。でも、瀬木さんも榊原さんもにこにこしてました。付き合いが長いからでしょうね。スタッフ全体の雰囲気は良くて、でもみんな誰かの指示を待ってる感じで、ちょっとやきもきしながら走り回ってました。
とりあえず出演者さんに重たい扉の開け閉めはさせちゃ駄目だと思うの!!控え室の扉はまだしも!!裏とステージ繋ぐ重たい扉の前くらいではだれか控えとけよ!!とくに演奏直前直後!
気がつけば成り行き上、どっちも私がやりました。直前は偶然近くにいて、開いた瞬間瀬木さんが現れて、慌てて扉を受け取った感じ。直後はアンコールくらい下で(二階席で立ち見してた)聞きたいなと思ってのこのこ降りてったらあれ誰もいない!?
お手伝いのお兄さんに「高校生?」と聞かれたのもいい思い出。愛想だけはいいので、いろんな人に話しかけてもらえました。とっても社会勉強。
ずっとずっとずーっと、こういう裏方がやりたかったので、すっごくすっごく楽しかったです。舞台を裏から作る感動っていうか。
ちなみに私が一番最初に走ってやった仕事は、グランドピアノの足をおく皿の回収でした。声だしてけー!頼むからー!!
二番目は人に頼まれてお水の買い増し。ペットボトルの。それからあとは自分でやることないかなーってうろうろしてました。ちょっと落ち着きなかったかな。あと伝令に走ったり。「誘導係二人が売り子とチケット係に回ったんですがテスキさんいますか!?」
コンサート聞けたし、美術館の展示品も自由に見れたし、CD買ってもらっちゃったし。とても割のいいお仕事でした。楽しかったです。
友達もできた。これが一番重要。
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